相手の時間を奪う行為になっていないか考えて行動する

  • 2021年1月17日
  • 2021年8月5日
  • 仕事術
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あなたは、仕事をするときに相手の時間の価値を考えながら動いているだろうか?

無駄な会議を削減しようなどはよく言われるようになったが、ここでは、もっと個人レベルのところで無意識にやってしまっている人が多いと感じるケースで考えてみる。

すでに相手から受け取っているはずである資料や情報について、再送してほしいと依頼したことはあるだろう。このときに、自分がすぐに確認しなかったことが原因で、どのメールか分からなくなってしまったり、資料を確認すればわかることにもかかわらず、その確認をせずに相手に依頼をしてしまってはいないだろうか?

これは、相手の都合をまったく無視した自分勝手な行為である。そして、つい忙しさを言い訳にしてしまいがちだが、忙しいのは相手も同じである。あなたは、時間を削減できるかもしれないが、相手には無駄な時間でしかない。

相手の時間の価値を考えながら行動することは、重要な要素のひとつである。

なぜなら、仕事とは相手に敬意を払いながらするものだからだ。

私は、無駄なことが嫌いである。それもあって、自分はもちろん相手にも無駄なことをさせないよう気をつけている。

だから、送ってもらった資料をすぐに詳細確認ができなければ、後で対応するときにすぐわかるように工夫する。メールであれば、未読に戻しておいたり、マークをしておくなどだ。そのようにして、すでにもらっている内容に関しては、自分できちんと確認する。そのうえで、どうしても分からないことがあってはじめて相手に再依頼するのである。

これは当たり前のことでなんら特別なことではない。しかし、意外と何も考えず平気で、再依頼をする人は多いものだ。

細かいことだなと思うかもしれない。しかし、神は細部に宿るものである。こういった配慮のひとつが、じつは仕事全体にも影響を及ぼしているものではないだろうか。

本来なら、自分が忙しいほど時間の価値が分かるはずである。相手の貴重な時間を奪っていないかよく考えて行動しよう。

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