あなたは、どんな人でありたいだろうか?明確に描けているだろうか?
大きな挫折を経験したり、パワハラなど誰かからひどいことをされたとき、あなたを支えてくれるものはなんだろうか?
普段考える夢や目標というと、お金持ちになりたい、〇〇なスキルをつけたい、社会に貢献したいというものになりがちだが、またそれらを通して実現していく「ありたい姿」は描いているだろうか?
「ありたい姿」は、窮地に立たされたとき、あなたにとてつもないパワーを与えてくれるはずだ。
なぜなら、富士山のたくましさ、美しさは独立峰だからだ。
私はこれまで、心が折れそうになったことが幾度となくある。仕事もプライベートもなにもかもうまくいかない。順風満帆だなんていえるときはなかった。挫けそうになる自分を、どうにかこうにか持ち上げながら進んできた。
そのときに、一番自分を支えたものが「ありたい姿」だった。より多くのお金を稼ぎたいとかほかの目標もあったが、それでは弱すぎる。「ありたい姿」。物質的世界を超えて、精神世界の話にもなってくるが、与えられた命を、使命を持って全うするといったものだろうか。これを、なにものかの邪魔によって、負けて諦めてしまうことが悔しくてしかたがない。怒りにもちかいパワーが湧いてくるのだ。
自分を助けるのはありたい姿である。