できないことにチャレンジするときの罠

チャレンジすることは大事なことである。チャレンジに年齢は関係ない。いつまでも成長し続けようとする姿勢は端から見ていても素敵なことである。

しかし、大人になってからのチャレンジにおいて、気をつけたいことがある。それは「できないけれどやりたい」と思うことのチャレンジである。

多くの人はここにチャレンジしたがるのだが、できるようになったとしても、並みか最低のラインに達した程度にしかなれない。だから、できないことにチャレンジするよりも「やりたくないけれどできる」ことを伸ばすほうが有益なのだ。

また、自己満足や承認欲求で「できないけれどやりたい」に目が向いてしまっていることもありがちだが、この欲求に支配されていることも危険である。

なぜなら、資産は与えてこそ増えるものだからだ。

有名な実業家たちは、できないことを一生懸命努力した結果、やりたいことを実現しているように見える。しかし、意外と「やりたくないけれどできる」ことを一生懸命やり続けることから、道を拓いてきているものである。

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