仕事の大半は、嫌なことや面倒なことである。だから、こんなことせずにお金を稼げないかなとつい考えてしまうのだが、残念ながらそうもいかない現実もある。
また、働きたくはないのだが、成長はしたいという矛盾もある。そういったときは、次のような思考で仕事を捉えてみよう。
仕事が楽しいではなく、自分の成長が楽しい
私は、困難な仕事であるほど「これを乗り越えた先にいる自分はどんなだろう?」と考える。そしてわくわくするのである。
アニメによくあるシーンだが、強敵が現れると、どうしようとビビるのではなく「わくわくするぞー」と主人公が敵に向かっていくイメージである。
だから、トラブルが起きても「お、成長のチャンスが来た!」とゲーム感覚でいられるのだ。もちろん、いつでも強靭なメンタルを持てるわけではないから、ヒヤヒヤすることもある。しかし、このゲーム感覚を持っていることでバランスを取って対処していけるのである。
仕事が楽しい!といえる人は、仕事が楽しいのではなく、自分の成長を感じているから楽しいのではないだろうか。しかし、それを「仕事が楽しい」という言葉で表現するから、「仕事を楽しもう!」なんていうフレーズにも繋がっているように思う。仕事なんて、正直楽しいものじゃない。だから、それを楽しもうなんていわれると、葛藤したり、“楽しい仕事”というものがあるのではないかと、それを求めて彷徨いだすのではないだろうか。
話が少し脱線したが、難敵に向かって右往左往する自分を楽しみながら、仕事をゲーム感覚で捉えよう。
短期集中でやってしまう
働きたくないからこそ、短い時間でさっさと終わらせたい。人生100年時代といわれ、働く期間もどんどん長くなっているが、働くことを強制されているわけではない。さっさと引退してしまっていいのである。
また、年々体力が衰えてくるのに、いつまでも仕事をするのかと思うと、一気にやる気が失せてしまう。それなら、少し詰め込みぎみであっても、ぎゅっと凝縮してしまう。もちろん、健康第一!無茶無謀はせずに!
選べるようにしておく
夢や目標、価値観は人の数だけある。お金持ちが偉いとか優秀だということではないが、お金は必要であるし強力な武器になる。そこはきれいごとではない。そして、お金を持っているほど、選べる立場になれる。働くか、働かないかもそうである。お金がなければ、結局「いやいや働かなければならない」になってしまうのである。そうならないためにも目標を決めて、「選べる」状態を早めにつくるようにしよう。
まとめ
働きたくないから働くという矛盾があるようだが、働くことは、生きていく以上逃れられないことなのだ。ただ、それをどう捉えるか、いつやるのか、どのくらいの期間でやるのかは自分で決められることである。働かないための努力はさっさとやってしまおう。