強み、得意なことを活かしていくにしても、一時的に苦手なことと向き合う必要がでてくる。成果を出していくには避けて通れない道である。自分の非力さを日々感じることばかりで、自信をなくしてしまうこともある。
そして、そういったときは目の前のことに目一杯になり、心の余裕がなくなっていく。
そんなときは、一度自分を俯瞰してみるとよい。そして、四苦八苦している自分を眺めて笑ってみよう。
なぜなら、ナスカの地上絵は地上からでは何を描いているのかわからないからだ。
私は、以前は等身大の自分しか見えていなかった。だから、ひとつひとつの出来事がとても大きく見えて、自分には才能がないとすぐ決めつけたりして、感情のアップダウンが激しかった。しかし、自分を俯瞰して見るように意識したことで、いま起こっていることがとても小さく捉えられるようになった。できなくて悩んだり、必死に抗っている自分も笑い飛ばしながら見えるようになった。
俯瞰して見ると、「頑張ってるな」とか「やっぱりそこで悩むんだな」といったように、いいことも悪いこともありのままに受け入れられる。
他人ではなく、自分のことを笑い飛ばせるようになろう。