経営者はリーダータイプしかなれないのか

女性のキャリア相談のなかでよく出てくる話がある。
それは、自分はリーダー気質ではなく、いつも全体を俯瞰して一歩引いてみているタイプだから、起業には向かないのではないかということだ。
周りをどんどん引っ張り、いつも輪の中心にいるのが経営者という固定観念を持ってしまっているのだろうか。

リーダータイプでない人は経営をやっていけないのだろうか?まったくそんなことはない。

なぜなら、舞台が完成するのは黒衣がいるからだ。

私自身も、決してリーダータイプではない。輪の中心にはいたくないしいれない。自分のやるべきことを黙々とやりながらも、一歩、いや三歩くらい引いたところで全体を見ている。そして、必要なときにフォローにはいる。恩を着せたりせず、さらっとやるのだ。そうすると、全体に安心感が生まれ、メンバーが伸び伸び取り組むことができる。ポイントは、状況を見極めてさらっとやること。フォローしすぎると依存にもなりかねないから注意が必要だ。

また、周りにも同じようなタイプの女性起業家たちがいる。どこかの企業の社長をサポートしたいという思いで、その企業の成長を陰で支える。決して前に出ず立ち回っているのだ。自分のポジションを知って、生き生きと仕事をしているし稼いでもいる。

自分の可能性を狭めるのはもったいない。リーダータイプじゃなくても大丈夫!

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