乞食根性の「働きたくない」は人を墮落させ生き抜く力を奪っていく

「働きたくない」とひと言でいっても、その真意は人それぞれである。

「働きたくない」に隠される3つの真意

1 自分で稼ごうとしない

乞食根性で、他人から施しを受けることで生きていこうとする人や、努力をせず、人を騙したり犯罪によってお金を得ようとする人である。

この「働きたくない」は完全NGである。

2 最低限必要なお金を稼ぐ

いわゆる「生きていくために」「家族を養っていくために」と、しかたなくだけど働く人である。自分で働いて稼いではいるものの、楽しさや成長といったものが感じられないため、不安や悩みにさいなまれることも多く、人生なんてつまらないものだと考えがちになる。

3 自己成長はしたい

働きたくないと思いつつも、自己成長に強い意欲を持っている人である。成長のためならバリバリ働くのである。

「働きたくない」と真逆で、こんなの矛盾しているじゃないか!と思うかもしれないが、実は人間はこういった矛盾がたくさんある生き物なのである。
余談だが、こういった矛盾を「なぜ?」と考えることも大事ではあるが、突き詰めないようにしておくほうがよいこともある。なぜなら、葛藤しすぎると前に進めなくなるからだ。「そんなものか」と流しておこう。

「働きたくない×自己成長」がもたらすもの

私は、「働きたくない」と「自己成長」という相反することを常に求めて仕事をしている。そこで、ある発想が生まれる。それは「いかにラクをして仕事を進めるか?」ということである。言葉だけを聞くと、手抜き、丸投げ、放棄といったイメージもあるだろう。しかし、この発想は効率化や無駄を省くこと、最適解を導くことに繋がっているのである。

私は、以前は“面倒くさがり”や“働きたくない”自分は、マイナス要素でしかないと思っていた。しかし、ある時上司から「面倒くさがり屋は、いかに効率よくやろうかを考えるから、マイナスなことではない」という言葉をもらったのである。それをきっかけに、プラスの方向に活かせるようになった。

また、世界的に有名な企業でも、困難な仕事ほど、怠け者に任せるようにしていることがあるほどだ。その理由は、いかにうまく、簡単にこなすかの方法を見つけようとするからだそうだ。

まとめ

乞食根性で働かないことは、人としての品位はもちろんのこと、生き抜く力も奪われていくのである。墮落していくことはあっという間である。しかし、這い上がるのにはその何倍もの力が必要になってくる。目先では甘い蜜があるかもしれない。しかしそれが一生続くことはないのだ。のちにマイナスの形で返ってきて、苦しむのは自分自身なのである。

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