私は、外部のメンバーに仕事を依頼しているのだが、納期を守って対応するという当然のことをやってもらえれば、とくに細々と管理はしないというスタンスにしている。しかし、放置はしない。たまに、任せることイコール放置になっている人がいる。そして、依頼している本人が現況を把握できない状態になっている。
任せることと放置はまったく異なる。相手に任せながらも、自分自身も常に状況を把握しておくことは大切なことである。
なぜなら、ラブストーリーは突然やってくるものだからだ。
どんなに忙しくとも、常にメンバーとクライアントのやりとりを見ることをしている。一言一句の文面を追いかけることはしなくとも、大まかな流れと、要所となりそうなポイントを抑えておく。
そして、時にはこちらが先回りしてメンバーにメッセージを送ったりする。そうすることで、「ちゃんと見ていてくれる」という安心感や励みになるし、一方で「見られている」と思って緊張感を高めることにもなる。
わざわざ常に監視下に置かなくとも、安心感とプレッシャーをほどよく与えることで、相手は責任を持って行動してくれる。