モチベーションアップさせることに四苦八苦している人は多いのではないだろうか。モチベーションが上がらないと言い訳をしたり、社員のモチベーションをどう上げるのかに頭を悩ませている経営者も多いように思う。
しかし、モチベーションはアップダウンすることなく一定に保てるようにすることが重要である。
なぜなら、一貫性は信頼に繋がるからだ。
私は、もともとは気分屋で目の前の出来事に一喜一憂していた。しかし、一貫したモチベーションでいることを厳しく教わったときがある。いい結果が出れば誰でも大喜びできる、逆もしかり。そうではなく、どんな結果でもモチベーションを一定に保ち続けることが大事だということだった。
そのために必要なことは、適切な目標の設定である。自分がわくわくするような目標。プライベートの目標から大きく考え、その通過点として仕事の目標を設定する。この目標がつながってイメージできていることが大事である。これができていないと「ノルマと言われたから」「上司がやれと言うから」というように言い訳になり、モチベーションを保つどころか、受動的な態度でしか取り組めなくなる。
このモチベーションを保つということがステップアップしていく条件だったのだが、はじめは、これで結果がついてくるのか半信半疑だった。モチベーションを異様に高くしないといけないのではと思っていたからだ。しかし、目標をしかりと描いてモチベーションを保っていると、結果が自然とついてきた。神様のいたずらかのように、結果がでない期間の態度をあえて試されているようなときもあったが、そのときも淡々と目の前のことをやり続ける。そうしていると、合格をもらえたかのように結果がついてきたのだ。
いまも、常にフラットな状態をつねに保てるかを心掛けている。