要領よく仕事をどんどん捌いていく人もいれば、要領が悪くなかなか仕事が片付かない人もいる。どんどん捌いていける人は、同時にいろいろな仕事を動かしていくマルチタスクができるというイメージを持っている人は多いのではないだろうか?
しかし、果たしてマルチタスクがいいのだろうか?また、どのような仕事の進め方がよいのだろうか?
結論、人には得手不得手があるから、自分の得意なやり方でやるのが一番ということだ。
どちらが良い悪いではなく、どちらにも一長一短があるため、自分なりの極め方をするのがよい。
とくに、マルチタスクが苦手な人は、どこか劣等感を抱いているかもしれないが、気にすることはない。
マルチタスクとシングルタスク
マルチタスクとは・・・複数の業務を並行して行うこと
シングルタスクとは・・・一度にひとつ作業を行うこと
メリット・デメリット
メリット
マルチタスク
同じ時間で複数の仕事が進んでいるから効率がよい
急な仕事が入っても、柔軟に対応できる
周りの人の仕事を停滞させにくい
シングルタスク
ひとつずつ行うから、集中できる(気が散らない)
デメリット
マルチタスク
常に気が散っている状態になるため、頭がこんがらがってしまう
脳に負荷がかかってよくないというデータも!
シングルタスク
周りの人の仕事を停滞させる
イレギュラーな事態の対応力が低い
単調な作業が続き飽きてしまうと効率が落ちる
最強なのは状況に合わせて使い分け?!
マルチタスクができる人に限られてしまうが、状況に応じて使い分けできるのが一番仕事が捗るのではないだろうか。
例えば、軽めのタスクが重なっているときや、周りの人に影響が大きいタスクに一気に対応していかなければならないときは、マルチタスクにする。そして、じっくりと考える必要のあるタスクであれば、そのタスクに集中するようにシングルタスクにする。
また、業務の時間帯によって変えてみたりするのもひとつである。顧客が動いている日中の時間はマルチタスクで対応し、18時以降の顧客の動きも鈍くなる時間はシングルタスクにする。
最後に
マルチタスクかシングルタスクかは、いろいろな議論がある。どれがベストかはその人次第である。いずれにしても、集中力は必要であるし、ストレスがかかる部分がある。適度に休憩を入れながら進めていこう。