結局は“人”だよねといわれるためには

  • 2020年12月30日
  • 2021年8月5日
  • 仕事術
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人はロボットにどんどん仕事を奪われるといわれて久しい。とはいえ、やはり仕事は人としているものである。

仕事をしているとよく「結局、仕事をお願いする理由は人だよね」という言葉をよく聞く。要は、人間性が大事であるということを言っているのである。

しかし、本当に“人間性”だけでいいのだろうか?「“人”だよね」のひと言には、実はほかの要素も詰まっているように思う。

それはビジネスでのしっかりとした実績である。単にマナーがあって人柄がいいだけでは不十分なのだ。

なぜなら、ビジネスは信用取引だからだ。

信用とは、過去の実績や成果を根拠にして物理的に信用することだ。そして、その信用をもとにして信頼が生まれるのである。

自分の実績はなんだろうか?と考えると、輝かしく立派なものでなければならないと思いがちである。例えば、営業成績No1や社長賞を受賞したなどである。そういった実績があるに越したことはないが、そういったものである必要はない。やるべきことをきちんとやっているということで十分なのだ。そんなこと当たり前と思うかもしれないが、できない人が案外多いものである。

ビジネスでの実績、基本的なマナーや人柄、そしてここにもうひとつ。「あなたらしい」というユニークさが加わるとなおさらよい。ユニークさとは面白いことではない。「なんかわからないけれど、それいいよね」と、相手がついあなたを応援したくなるようなことだ。

ともあれ、結局“人”というのは、ビジネスでの実績は必要なのである。

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