正義感はほどほどにコミュニケーションを工夫する

私たちは小さい頃から、正義感を持つように教育されてきている。もちろん人にとって重要なものである。

しかし、それは時として周りから煙たがられることがある。自分にも他人にも厳しすぎる人の場合である。

他人のミスを見つければ、人前であっても相手のことを考えず、正義感を全開にして徹底的に追求する。なあなあにすることができない。

相手の気持ちに寄り添えていないから、ひと言多くなりがちだ。そして、周りからあの人はひと言多い。と敬遠されていく。

また、相手の気持ちを考えずこうとしていると、自分がミスをしたときに誰もフォローしてくれなくなる。

自分で自分を苦しめるのだ。正義感はほどほどにしておくことも必要なのだ。

なぜなら、美味しい料理というのは匙加減が絶妙だからである。

周りとの関係が崩れてくると、自信を失い、居心地が悪くなり、いつの間にか仕事ができない人というレッテルを貼られてしまいかねない。

長子で生まれた人は、特にこの傾向が強いかもしれない。自分にも厳しすぎ、他人にも厳しすぎてしまう。なかなか性格は変えられるものではない。しかし、ものは言いようであり、言葉を慎重に選ぶだけでも周りの受け取り方はずいぶん変えられるものである。

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