あなたの仕事の目標とプライベートの目標はそれぞれ何だろうか?
日々の大半を仕事に向かっていると、プライベートの目標を見失いがちになる。また、最近の「らしさ」「やりがい」といった類の言葉に惑わされて、仕事に求めるものが混乱してしまっている人も多いのではないだろうか。
仕事は、スキルを磨き、成果を上げていくにも目標を持って取り組むことは大事である。けれども、あくまで仕事はプライベートの目標を実現するための手段でしかないということを忘れてはいけない。
なぜなら、人生は仕事では輝かないからだ。
私は、仕事でうまくいかなくなると、すべてが終わりだというような思考に陥ってしまうことがよくあった。仕事がうまくいかなくたって、人生は終わらないのだ。だけど、目先のことしか見えなくなり、もっと大きな視点であるプライベートの目標がまったく見えない状態になっていた。
本来は、プライベートの目標を実現するために、仕事をひとつの手段としているだけなのだ。いま目の前の仕事は小さな通過点でしかない。
私がプライベートの目標を見ることの大事さに気づいたきっかけは、その当時大好きだった人と会えることになったことだった。これは、目標としては小さなことかもしれないが、わくわくドキドキの目標ができたことで、仕事のことがとても小さなことに見えたのだ。
プライベートの目標に向かっていると、仕事での出来事はたいして気にならなくなる。大きな視点を持てているからだ。そして、いつの間にか仕事の目標も達成している。単純なものである。
あなたも、そういった経験はあるのではないだろうか。こんなことでめげてなんかいられない!と思えるプライベートの目標を見ながら、仕事が目的化してしまわないようにしよう。