部下の能力がないと安易に決めつけない!適材適所を見極める

経営者の仕事において人材の活用はとても難しいものではないだろうか。人に関することには悩みが尽きない。

高いパフォーマンスを発揮し成果を上げる組織にするには、人材をどう活用するのがよいだろうか。それは、その人の強みを活かした人材配置、いわゆる「適材適所」の人事をしていくことだ。

なぜなら、コスト削減は最適化することだからだ。

本人が得意、強みだと思っている仕事を与えてみる。ピタリとはまれば、大きな成果に繋がることが多いし、さらに高い意欲を持って取り組んでくれるようになる。逆に、得意でもない、強みでもないことが仕事になると、不満や苦痛でストレスフルになる。成果なんて期待できない。

「生きていくとはそういうことだ」といってしまえばそれまでだ。また、日本社会は、我慢することが美徳という考えが、まだまだ根強い。

また、本人が得意だと思っていたことが、実際やってみるとまったく対応できないこともある。そのときに、「自分が言ったことだからここでなんとかしろ」と言ってしまうのは簡単だが、ここで経営者の対応が重要になる。

やる気のない、成果を上げない人材をつくり出してしまうのか、生き生きと働き成果も上げる人材をつくり出すのか、素早くフレキシブルな対応が経営者に求められる。

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