人とのつながりのありがたさを感じる瞬間

あなたは、仕事を辞めたいと思ったことはありますか?そして、そう思っても続けているのはなぜですか?

私は、これまで仕事を辞めたいと思ったことは何度もあります。実際に転職も経験しています。
辞めたいと思ったらすぐ辞めたのかというと、そうではありません。思いとどまったことは何度もあります。

なぜ、思いとどまって続けられたのか。理由はいろいろありますが、人に支えられてということがあります。

私は、営業職をやってきていますが、人間関係が億劫というか、みんなでわいわいするとか好きではありません。ですので、接待はしない、業務時間以外での接点は持たないという具合でした。もともと愛想もないですし、必要以上の連絡することもしません。

けれども、仕事を辞めたい、もう無理だなと思って落ち込んでいるときに限って、不思議とお客さんから連絡がくる。それは、単に業務連絡の場合もありますが、何かのお礼や仕事の依頼の場合もあります。そのたびに、まだここで頑張れというメッセージなのかなと思い、あと少し、あと少し頑張ってみようと思えたことは1度や2度ではありません。

私は、人との関わりが好きではないのに支えてくれる人たちがいる、ありがたいなと思う瞬間でもあります。

誰とも関わりたくない、私はひとりで生きていける。なんて、若い頃は反抗したこともあります。だけど、やっぱり人はひとりで生きていけないし、目に見えないところで支えられています。

なぜなら、世の中は“お互い様”で動いているからです。

普段から何か特別なことをしているのかといったら、そんなことはしていません。心掛けていることは、一生懸命、誠実に対応するといった姿勢を持って取り組んむことです。媚びたりもしません。

基本かつシンプルなことが、結局はとても大事だと思うと同時に、世の中捨てたものじゃないなとも思います。

最新情報をチェックしよう!