柔軟性がなくなると強みも欠点になりうる

強みを武器にするといったフレーズが溢れている昨今。働き方の多様化もあり、多くの人が自分の強みは何なのか?を考えている。強みを知ることは自己肯定感が高まったり、仕事の方向性を探るにも有効なことである。

しかし、世の中は厳しい。あなたの強みとはいっても、そのスキルで上には上がいるものである。そして、時代の変化が早い。あっという間にあなたの強みは廃れる可能性があるのだ。

なぜなら、世の中は諸行無常だからである。

強みはこれだ!自分にはこの才能しかない!と固執し、変にプライドが出てくると挫折から立ち直れなくなってしまう。それならいっそのこと強みなんてないほうがいいかもしれない。

通用しなくなってもあっさりと方向転換していける柔軟性こそが大事である。活躍している人をみていると、意外とあっさりとしているものである。

私は、小さい頃からスポーツの世界に身をおいてきているせいか、常に上には上がいるということを思い知らされてきた。それもあってか、常に危機感を持っている。だから、時代に合った必要なスキルを身に付けながらも、普遍的なものを捉えることや柔軟性を忘れないことを意識している。

強みは武器だが、柔軟性がないと欠点にもなりうると心得ておこう。

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