根拠となるデータがないとき転換点をどう見極めるか

  • 2020年12月23日
  • 2021年8月5日
  • 仕事術
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事業をしていくことは選択の連続である。時には難しい選択を迫られる。結果が保証された明確な基準があればどれほどラクだろうか。迷うことなくその基準に合わせて判断をすればよいだけである。

しかし、そんなわかりやすい判断材料がないことがほとんどである。とくに、変化していくべきかのタイミングを見極めるのは難しい。
例えば、新規事業を立ち上げるべきなのか、既存事業を撤退すべきなのかという場面である。余力があるようなら、様子見をしながらでもよいかもしれないが、いまの時代の変化のスピードを見ると、様子見をしている間にいくつものチャンスを逃しかねない。

では、どうするのか最善なのか?事業はタイミングがすべてである。だから、直感と自分の判断を信じて行動していくことが重要だ。

なぜなら、「なんとなく」には裏付けのデータが眠っているからだ。

直感と自分の判断を信じることは勇気がいる。リスクが最小限になるようにしたいと誰もが思うだろう。時には選択した先で大きなダメージを受けることもある。けれども、その繰り返しをしていくうちに、直感や判断にも磨きがかかってくる。

私は、理論でのアプローチより直感でのアプローチなのだが、単純に右だ!左だ!と決めているのではなく、日々起こることを考察しそれらをもとに見極めている。

日頃から、さまざまなシグナルをキャッチして感覚を研ぎ澄ますようにしておくことが、転換点を見極めるための心強い助けになる。

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