うまくいかない人が陥っている思考

あなたは事業がうまく進まないとき、どのように考えているだろうか?解決策を探るために必死になぜうまくいかないのかを考えているというのが答えだろう。

しかし、多くのひとは「なぜうまくいかないのか?」と考えると、原因を探り分析することより言い訳を考えるほうにいってしまっている。そして、考えれば考えるほど、内にある原因に目を向けず、外に原因を作り上げてしまう。

なぜなら、脳は言い訳製造マシーンだからだ。

うまくいかない人は、うまくいかない理由を、こと細かに事実を積み上げて素晴らしい説明はできるのに、どうしたらうまくいくのか?を説明することができない。そして、そうなっていることにすら気づいていないのである。

営業をやっていて思うように数字が上がってこないとき、よくこの思考に陥っていた。解決策を探るために、なぜ?と考えていたはずが、自分の非力さを認められない、上司の目を気にするといったことに気を取られ、言い訳を考えるためのなぜ?になってしまう。そして、どんどんエスカレートしていくと、どうでもいいことにまで目がいくようになる。例えば、洋服の色が悪いのではないか?口紅の色が悪いのではないか?といったところだ。そんなことをしていてうまくいくはずはなく、どんどん泥沼にはまっていく。

どうやったらうまくいくのか?と問い、ひたすらうまくいく方法を考えること。そして実行することが大事である。なぜ?の問いかたに注意しないと、気づかぬうちにできない理由を並べる達人になってしまう。

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